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キャロル・キング「クリスマス・キャロル」

スタジオ盤新作は、2001年の「ラヴ・メイクス・ザ・ワールド」以来になるクリスマス・アルバム。

クリスマス・アルバムって、歌が上手い/美声な人の余技と思っていたので、呂律が回っていない「そりすべり」カバーを聴いたときは、タイトルの駄洒落を言ってみたいだけのキャロル・キングには羞恥プレイ?とか、失礼なことを思いましたが、他の曲はそれ程酷くではなく。

小節ソウルな「エヴリデイ・ウィル・ビー・ライク・ア・ホリデイ」や、軽快なファンク系カッティング・ギターが印象的な「クリスマス・イン・ジ・エア」では、ホーン隊の盛り上げる中、ゆったりと歌うキャロル・キング節で、往年の輝きも。

中でも、 「ディス・クリスマス」が、エレピとフルート伴奏のフリー・ソウル味がダニー・ハサウェイ風で良(と思ったら、ライナーに依るとダニーのシングル既発曲とのこと。「ベタだなぁ」とも思いますが、クリスマス・アルバムですし、あえての選択かも)。

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黒澤楽器店 MARTIN GUITAR Presents エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド JAPAN TOUR 2011

客席の年齢層はわたしの観たライブの中では、エルトン・ジョンの時よりも、さらに上で、流石は、大御所エリック・クラプトン

構成自体は、ライブ盤の内容がベースで、ジャムセッション色の強いロック路線。

クラプトンファンへのサービス的な、ロック路線と外れる叙情バラード「ワンダフル・トゥナイト」も、旧曲「マイ・ウェイ・ホーム」冒頭のアコースティックパートへの前振りとして機能しているので、さほど違和感なし。

終盤のノイズ(ブライアン・セッツァーの時ほど酷くは無いけれど耳障り)や、バックスクリーン演出を台無しにするカーテンや、歌入りのタイミングがズレているような場面があったり、と、ライブの完成度的には?でしたが、「ヴードゥー・チャイル」等で、ギターソロを延々垂れ流す音楽に、綿密な正確さは似合わない、ともいえます。雑味もライブならでは、と納得できました。

何といっても、大好きなウィンウッド名曲「ユー・シー・ア・チャンス」を演ってくれたのは嬉しかったですし、アルバム版のシンセに代えての重めのギターリフは、クラプトン共演ならでは、な意義も感じられましたし。

2011/11/19 横浜アリーナにて鑑賞。


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パール・ジャム「パール・ジャム20」

未見の同題映画のサントラ2枚組。渋谷陽一のNHK-FM番組(祝:「らじる★らじる」iPhone移植)で聞いて、明快ロックっぽいのも、たまには良いなぁ、と購入。

様々な時期のライブ・テイクと、関連バンドのデモ音源中心で、音質は粗め(映画に「ドキュメンタリー」っぽさを出す為か?)。

ただ、音質低め+絶叫歌声ということもあり、「ブラッド」「ノット・フォー・ユー」あたりのハードさは良(正式スタジオ音源が、もう少しポップなのだとすると、本作の音色のほうが、わたし好み)。グランジといっても、ソニック・ユース的前衛色は皆無なスタイルで、朗々と歌うバラードと、アメリカン・ハード・ロックの二本立てなので、「ハードロック・ハイジャック」の登場人物が、聴きそうな明快さ。

デモ音源の方では、テンプル・オブ・ザ・ドッグ「セイ・ヘロー・トゥー・へヴン」が、仰々しく盛り上げるロッカ・バラードで、分かり易いのが好印象(映画なら、エンド・クレジット中のB.G.Mに、うまく嵌まりそう)。

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