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キャロル・キング「レジェンダリー・デモ」

職業作曲家時代~「つづれおり」期までのデモテープ集。

デモテープということで、ピアノ弾き語りが多いですが、録音物故か、音数少ない伴奏に終始しているライブテイクの場合よりは、結構ピアノを弾いているのは、嬉しいところです。

中でも、「try to make it♪」の辺り曲調が少し違う「イッツ・トゥー・レイト」は、ありえたかもしれない別解を見る楽しさが有ります。女性コーラス太めのアレンジが、、アレサ・フランクリン版に近い「ナチュラル・ウーマン」も貴重。作曲家時代曲はオールディズ然としたアレンジが苦手なのですが、「ソー・ゴーズ・ラヴ」の気怠い感じは良かったでせう。

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蒼山サグ「天使の3P!」電撃文庫

「ロウきゅーぶ!」作者の新作。

主人公のキャラが駄目な僕系になったのは、バスケがバンドに変わったせいでしょうか?、映画「スクール・オブ・ロック」(私の感想)的な、子供バンドの初々しさに触れて、前向きになる話。文章で表現しにくい芸術題材な上に、(凄さを説明する)解説者役がいないので、芸術家物としての盛り上がりには乏しく。妹の風呂好きツンデレ委員長描写の方に力が入れ過ぎたせいか、純粋性を強調した主ヒロイン格の3pはキャラが弱目。

全体を覆う薄味さは、ライトノベル1冊という分量故の制約も有るのでしょうが、悪意の無い世界でのメルヘンみたいな読後感になってしまいました。ただ、「けいおん!」「ライブハウス!」回のような、幸せな小世界を肯定しつつも、新しい一歩を踏み出す展開自体は好みなので…

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α・アルフライラ,深見真「ちょっとかわいいアイアンメイデン (1)」 (カドカワコミックス・エースエクストラ)

女子部活物の萌え4コマ。

変人先輩との(百合入った)交流を描くジャンルの定番的造り。蘊蓄題材で独自性を出すのが萌え4コマとはいえ、「拷問部」という設定は、無理矢理過ぎとも思いました。が、「バレンタイン特訓拷問」の話等は、題材を萌えと結びつける必然性が感じられて好印象。

アニパロやエロ漫画風絵柄を、ネタとして使う作風とはいえ、最終頁等の田村ゆかりコンサートネタには、苦笑。

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シガー・ロス「ヴァルタリ」

2012年作。ライブ盤の最後に収録されていたインスト同様、バイオリンの調整音とピアノ単音と、薄いコーラスと、を組み合わせたソロ「ライスボーイ・スリープス」的な環境音楽路線。

それでも、ヨンシーの奇声が多い分、ソロよりは聴きやすいし、ポップな「レンビフヌートゥル」や、彼ららしい反復盛り上げ路線の「ヴァルーズ」あたりは、心地良く。

しかし、サマーソニック2012(チケット購入してしまった)マウンテンステージのトリがこんな眠たい音楽で良いのかなぁ。盛り上がりたい人たちはグリーンディの方に行ってくれそうとはいっても…

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テデスキ・トラックス・バンド「エヴリバディズ・トーキン」

2011年10月のライブ2枚組。国内盤には来日公演アンコールで遣ったスライの名曲「アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー」をボーナストラックで付けてくれたのは嬉しいところ。

内容は、スーザン主導のブルース・ロックから逸脱したソロ演奏大会になるせいか、ややギターが前に出ている感があり、アルバムの物足りなさを補完しているのが、嬉しく。メロディアスで聴きやすい「ダーリン・ビー・ホーム・スーン」カバーが好印象。

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フェラ・クティ「ライヴ・イン・デトロイト 1986」

フェラ久々の新音源(シュラインで演奏していたとされる、晩年期の未発表曲も聴けるといいなあ)。

元音源と思われる内ジャケでのハイポジカセットテープ側面のロゴが懐かしいですが、音質は不快では無いけれど…レベル。内容は、後期エジプト80時代故、曲は各30分超と、彼らにしても長めの全4曲。「ジャスト・ライク・ザット」ラスト3分くらいでの、片手の手癖だけで弾くキーボードのリフが、素晴らしい。

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