« July 2012 | Main | September 2012 »

映画「東京スカイツリー世界一のひみつ」

前半30分は、2匹の鳩の会話形式(日笠陽子にしては、かなり可愛い目に振った声のよう)で、スカイツリーの構造を分かり易く説明。NHK製作で、字幕に振り仮名入りということもあり、小学校の社会科授業時に見るテレビ番組のよう。

後半は、同じNHKでも、「はたらくおじさん」「プロジェクトX」のり、の建設裏話。ヘルメット被った作業員の淡々とした表情や、地盤掘削機やクレーンのアップ画像の連発で、独特の味わいあり。ゲイン塔を固定するジャッキの交換時に、「3/11」が、ぶつかる終盤の展開は、「実話」ならでは、の盛り上がり。

2012.08.24 角川シネマ新宿にて鑑賞。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

映画「おおかみこどもの雨と雪」

子育て物という前情報と、「…トトロ」のクローンを欲しがる日テレ側に媚びた、田舎・家族賛美ばかり目立つ前作視聴時の悲しい記憶

そこら辺から予測するに、今度は、痛快怪獣バトルを抜いて、田舎・家族賛歌入り「デジモンアドベンチャー【劇場版】」「ぼくらのウォーゲーム!」と同じDVDに収録された作品。小動物コロモンを育てる兄妹と、その別れを描いています)のリメイクでしょうかねぇ。

と、期待のハードルを大幅に下げて、鑑賞することに。


正直、本作での、現代日本社会とは思えない周囲の人間関係描写や、母親役の極端な聖人描写には、疑問を感じました。ただ、これら描写の所為で、リアリティ度外視のお伽話として見ることになり、田舎・家族賛歌が抽象的なメッセージに薄まるため、不快感が、(前作よりは)少なかったです。日テレアニメ特有の非声優有名人キャストによる棒読み問題も、言葉による感情表現の少ない登場人物ばかりですので、本作では、あまり苦にならず。唯一、その種のキャラには、安心の林原めぐみを配役していますし。

登場人物を殺して盛り上げる展開にせず、子別れ物としては、かなりハッピーエンドだったのも、好感度高い理由かな(終盤、謎草原で死者と再会したときは、相当不安だったのですが)。

2012.08.24 新宿ピカデリーにて鑑賞。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

田村ゆかり「微笑みのプルマージュ」

お久し振り感有る21thシングル。

表題曲は、なのは映画1st曲と同じく、どバラード。後半のストリングスの大仰さは、登場人物「が」泣きまくる映画2ndのエンディングに相応しいです(ライブ再現時は、ストリングス部はカラオケになりそうなのが寂しい)。2番の冒頭は松井五郎的イメージ喚起力有る歌詞で気に入っていますが、TV版エンディングのキーワード「大人になっても」の不在を、メタに勘ぐりたくも有り。

c/wには、「咲かせて乙女」での、歌詞カード未記入かけ声「いぇいっ♪」をはじめとして、安心安定の可愛い路線が揃っていて、バランスを取る意図かも。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

サマーソニック2012(東京一日目)

当日のtwitterログを再編集。

・京葉線にて、会場移動中。車窓から海を観ました。広い海を見るのは、メッセ行く時ぐらいですね。かなりの曇り空で、一雨来るのは時間の問題のようですけれど。

・駅着頃から凄い雷雨に、(盛り上がりそうなone ok rock観たかったのですが)野外は諦め。フジロックで使わなかった雨合羽をサマソニで使う羽目になるとは。

・タンドリーチキンを食します。焼いた肉ですので、外れ無く。

ソニック・ステージにて、30分開始遅れの、スリラーライブ。いきなり「帰ってほしいの」(胸前で腕グルグルが無かったのは、残念)から、10分の尺で、「ABC」「BAD」「ビリージーン」で、ムーンウォークも有りとは、サービス良し。高音担当を女声に任すのは、グッド・アイデア。

ソニック・ステージにて、きゃりーぱみゅぱみゅを観ました。長めのツインテールってこともありますが、(バックダンサー陣よりキレのない)手振り付けには、田村ゆかりライブ中盤曲のノリを連想しました。30分のステージにしては、客側手拍子願い過ぎに思いましたが、音源自体は、中田ヤスタカ味なので安心安定です。

レインボー・ステージに移動して、マン・ウイズ・ア・ミッションのリハーサル時から待機。売りとは知っていましたが、リハ時点から、かぶり物なのには感慨深く。

マン・ウイズ・ア・ミッションのライブ本編。学ラン+被り物の出で立ちですと、学祭の余興にしか見えませんけれど、しっかりした演奏のリンキン・パーク型デジ・ロックで、凄い盛り上がり。ニルヴァーナ「スメルズ…」のカバーを遣っていましたけれど、スクラッチ担当の存在感も有ったので、音的には、登場前にカサビアン「あーあーあああー」を流していたことの方に、納得がいきました。

・ホットドックを食します。行列並んで購入後、受取の行列にも並ぶってのは、徒労感。

ソニック・ステージに戻りウトウトしながら、セイント・ヴィンセント。pvの印象で、小綺麗スキャット系か、と思いきや、ギターとテルミンでディストーションの嵐。ラス前曲のリフ、まるでザ・ポップ・グループと思ったら、「彼女善悪超越」なんて呟いていて感涙。

・物販列が(マン・ウイズ・ア・ミッション以外)空いてきましたので、眺めに行きます。シガー・ロスTシャツ昼には売り切れ、との売り子談話に我がことのように喜びつつ、彼らのマフラータオルを購入。

ソニック・ステージにて、SBTRKTを観ました。浪々とした男声ハウスに、人力ドラム入りの謎編成。終演後、マウンテン・ステージに移動して、パッション・ピットのラス曲だけを観ました。キーボードの音が大きなエレポでした。客側のシンガロングが大きいのは、マウンテン・ステージならでは?

・ターキーを食します。一本調子の味ながら、一本全体が肉で、食べがいがあって幸せ。

ソニック・ステージにて、ゴティエを観ました。宅録ポップのライブ再現な音は味気ないですが、バックスクリーンのアニメは、PVの出来で全米1位を獲った人ならではの、力入った出来。日本語MCの「えっとねー」等の間投詞の入れ方が、自然過ぎて驚きました。 マウンテン・ステージに移って、デスキャブフォーキュウテイを途中から観ました。元気目のネオアコといった感じでした。

・カツサンドを食します。タイムセール品とはいえ、あまりにも肉が少なくて悲しくなります。

マウンテン・ステージハイエイタスを観ました。メロディの起伏が売りのメロコアと、単調反復グルーヴ命のジャムロックの融合とは、食い合わせが、悪過ぎます。ドラムが技巧を見せる曲では地蔵のようだったのが、メロコア系の曲で一斉に盛り上がる、という客層は、外人4コマみたいでした。

マウンテン・ステージシガー・ロスを観ました。轟音プラス金管弦楽隊付の豪華編成です。モノクロのメンバーのドアップ映像は、前回ライブと同様ながら、歌のヨンシーは咳などせず、調子良さそうです。新譜からの曲は1曲ぐらいで「ほっぴっぽー」など聴けて嬉しかったです。

・終電近い為、シガー・ロスのお辞儀を横目に撤収。運良く幕張始発の電車に座れました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

いしかわじゅん「吉祥寺キャットウォーク1(ビームコミックス)」

2012年作。
エッセイの人になっていると思っていたので、驚きのあまり購入。

オフビートなコメディに、ちょっとフォーク乗りの青春韜晦入った作品。ケータイ描写も道具に終始しているし、主人公の女子高生が孤独だったり、20世紀っぽい感じ。ゲイ描写とか、BL出身者の現代作品に比べてどうなのだろう、「今」の読者に通用するのかなぁ、とも思いますが、憎めない「感傷」では、ありました。

表題に地名を持ってきている為か、キャラ絵柄と違和感興す程、風景に妙に力を入れてる局面がいくつかあって、少し「バカ姉弟」を連想。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

パブリック・イメージ・リミテッド「This is PiL~伝説をぶっとばせ(初回限定盤)(DVD付)」

2012年新作、といいますか20年ぶりの再始動作。

「ザ・ルーム・アイ・アム・イン」での、1st「レリジョン」っぽい朗読は、嬉しいサービスでしたが、全体的には、中近東な節回しの「ディーパー・ウォーター」等、後期P.I.Lっぽいポップ・ロックが中心です。初期っぽい無機質な前衛ロック路線は、「アウト・オブ・ザ・ウッズ」位(ルーの奇妙なギターが楽しめるのも、この曲だけ)なのは、残念。

「メタル・ボックス」期の分家PiLこと、キース・レヴィンジャー・ウォブルが、ライブのみならず、2012年作「ミシシッピ」で、見事に反復ロック+鋸ギターしてくれたのを聴いた為、この種の物を求めてしまうって、当方の事情もありますが。

付属のLiveDVDのセットリスト見ても、(本作収録曲が加わっているものの)昨年サマーソニックや、ライブCDと同様、反復テクノの「オープン・アップ」で盛り上げてラストを締めている訳ですから、本作にも盛り上げ要員になりそうな反復テクノ曲か、「パブリック・イメージ」的ロックンロールが、あっても良かった気が。

ジョン・ライドンが、好き勝手に作ったアルバムなのだろうなぁ・・・代表作の焼き直しを作るのが、嫌だったのかもしれませんが、多少ポップにしても、今の英米ヒット・チャートとは無縁でしょうに、と愚痴りたくなってしまいました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« July 2012 | Main | September 2012 »