ジャー・ウォブル&キース・レヴィン「イン&ヤン」
フジ・ロックでは旧作再演だけ(それはそれで嬉しい)だった、2nd「メタル・ボックス」期P.I.Lのギター&ベースらによる、2012年新録音源。
「ジャグス&スタッフス」での鋸ギターと、音量バランス度外視のベース(まんま「ポップトーンズ」なフレーズも聞こえる)等、基本的には2ndのインスト曲風の構成。ですが、機械的な反復だけじゃなくて、2ndでいえば「ラジオ4」的に、明快なメロディが乗っている「ミシシッピ」等、「ロックの人が作ったダブ」として、非常に聴きやすい造り(ポスト・ロックというにはドラムが素直過ぎるかな?)。
偽ライドンことネイサン・マヴェリックやジャーが分担しているヴォーカル・パートは、流石にジョン・ライドンの迫力は無いものの、ヴォーカルの存在感の前に、他の全てが伴奏化してしまう本家P.I.Lより、纏まり良く。
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