SFマガジン2012年3月号「2011年度・英米SF受賞作特集」
SFマガジン感想書くの久々過ぎて、書き方フォーマット忘れていた(苦笑)
ジェフリー・A・ランディス「雲海のスルタン」☆2
短編でも、惑星設定を惜しまないのは「火星縦断」の作者らしい宇宙SF。二夫二妻制はラノベ向き設定かも。
アレン・M・スティール「火星の皇帝」☆0
「映画って素晴らしい」映画のようなメタ・ジャンル賛歌は、みっともないと思ってしまいます。
ブラッド・R・トージャーセン「アウトバウンド」☆3
冒頭の宇宙船脱出シーンから、電脳知性やら科学と宗教の問題やらを、SFショーケース的に消費しつつも、いたいけ少年の一人称故に、統一感がある傑作でした。
レイチェル・スワースキー「女王の窓辺にて赤き花を摘みし乙女〈前篇〉」☆1
異世界ファンタジー設定で、召喚獣の悲哀が中心の〈前篇〉は、面白かったですけど、子生み女との身分社会とか、ジェンダー話で収束してしまいそうなのが、怖いです。
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